虫歯になりやすい人と虫歯になりにくい人の特徴と習慣

虫歯になりやすい人の習慣・特徴
虫歯になりやすい人は、もちろん体質的な面も大きいのですが、後天的な特徴や習慣についても決して無視できません。
何故なら、いくら体質的に虫歯への耐性を持っていたとしても、口内に虫歯菌の栄養源である糖分のある状態が慢性的・長期的に続けば虫歯になることは避けられないからです。
まず、虫歯になりやすい人の習慣として真っ先に挙げられるのが間食やだらだら食べです。甘いものを間食で摂る習慣がある人は更にリスクが跳ね上がります。
これは、唾液による口腔内の中和が追い付かず、虫歯になる危険性が高まるためです。
また、虫歯になりやすい人は歯磨きが十分にできていないという特徴がある傾向にあります。
歯磨きは家庭内でできる虫歯予防として最も効果的なものであり、歯磨きが不十分であるならば当然虫歯菌の増殖は免れません。
虫歯になりにくい人の習慣・特徴
虫歯になりにくい人の特徴や習慣は、必然的に虫歯になりやすい人のものと真逆になります。
つまり、間食やだらだら食べ、甘いものを好まず、歯磨きが十分に行き届いている人です。
更に歯の手入れに関しましては、歯磨きだけでなくデンタルフロスで念入りに食べかすや歯間の汚れを取り、マウスウオッシュ等の洗口液で口内環境を清潔に保っている人は虫歯のリスクがより低くなります。
加えて、よく噛んで食べる習慣がある人は唾液が分泌されやすくなるので食後に虫歯菌が繁殖する可能性がぐっと下がるでしょう。
あとはやはり歯医者さんへ定期的に通院している方は手入れと早期発見が同時に可能であるため、虫歯菌が繁殖する余地がほぼなくなります。
歯科への通院は、プラークコントロールや歯石の除去などで体質的な問題も緩和できるため、体質に不安がある方は特におススメです。